水に関するお役立ち情報

浄水器がついていれば安全な水とホントに言えるのか?


水道の蛇口をひねればいつでも安全な水が出てくる。日本の水道の安全性の高さは世界屈指であり、水道の水をそのまま安心して飲めるということがその国の国力を象徴しているとも言われています。


安全な水と言う点では日本の水道水は本当に世界に誇るレベルの高さであるにもかかわらず、今や多くの家庭でペットボトルのミネラルウォーターやウォーターサーバーなどが利用されたり、家庭用の浄水器も多くの家庭に普及していると言う現実があります。


水道水が安全性の高い厳しい基準をクリアしたものであるにもかかわらず、なぜわざわざお金をかけてまで水を買ったり浄水器をつけたりするのか。それは水道水に含まれるカルキなどの有害物質に対する猜疑心からだと言え、特に都市部の水道水からはカビ臭がするというのも大きな原因のひとつとなっています。



カルキは近年の研究によると、トリハロメタンが水と結合することで発生することが判明しており、カルキ臭自体は水道水を5分間程度沸かすことで消えることがわかっています。塩素で細菌を消毒することで水道水そのものの安全性を高めることには成功しているのですが、トリハロメタンによるカルキ臭の問題は水道の蛇口から水が出る時点では残っています。


けれどもこれは安全な水の証であり、体に害を与えない程度に抑えて塩素を投入するためにトリハロメタンが発生するものですが、水の味を考えれば確かにカルキやカビ臭いニオイのする水がおいしいとはいえないのは事実です。


そこで登場したのがカルキやカビ臭を取り除く効果の高い活性炭のカートリッジを使用した浄水器です。現在高性能フィルターのおかげでその性能は明らかに高まっていますが、性能に関してはかなり差があり、その分費用にも大きな差が生じています。



数千円程度のものから10万円以上もするような高額な浄水器まで実にさまざまなものが市場に出回っています。高額なものになるほどカートリッジも高性能で高額になります。浄水器の命はこの活性炭などを使用したカートリッジの性能なので、定期的に新品のものに交換することが必要で、メンテナンスを怠ると活性炭に菌が繁殖する可能性もあります。


浄水器のタイプ


「浄水器」と一言で言っても様々な種類があります。それぞれに特徴がありますので、あなたの目的・予算に合ったタイプを選ぶようにしましょう。


・蛇口取り付け型浄水器
価格は安めですが、フィルター交換スパンが3ヶ月程度と短めなことが多いタイプです。フィルターを交換しないと雑菌が発生することもありますので、忘れずに交換するようにすべきです。飲料水としては使わないで、お米をといだり料理に使ったりするだけなら、このタイプの浄水器を使っているご家庭が多いですね。


・アンダーシンク型浄水器
水道と一体となっていて見た目はスタイリッシュ。浄水器はシンクの下に隠れています。RO膜が使われた浄水器の場合は不純物と一緒にミネラルも除去されたピュアウォーターが出てくることは知っておきましょう。


・据え置き型浄水器
価格は数万円から数十万円と高めですが、カートリッジ交換スパンはたいてい1年以上と長め。蛇口の先を浄水器本体につなぎ、水道の近くに置くタイプ。ろ過の力が大きいので安全な飲料水として使用したい方におすすめ。


・ポット型浄水器
1000円台からと価格は安いですが、ろ過能力の低い商品が多いようです。どういった物質が除去できるのかを購入前に確認したいところ。


浄水器に使われている「ろ材」


浄水器は複数の「ろ材」を使って有害物質除去をしていることが多いです。


以下、浄水器に使用されているろ材の種類を解説します。


・粒状活性炭
浄水器には椰子ガラ(ヤシガラ)を焼いた炭による活性炭が使われます。竹・樹木・石炭からできた活性炭もありますが、これらより椰子ガラの活性炭のほうが質が高いのです。黒い粒状活性炭の表面に空いているとても小さな穴が様々な有機物を吸着。吸着力が高くて長く使えるというメリットがあります。塩素は触媒の作用で無害な物質へと変換されることによって除去されます。


・銀添着活性炭
椰子ガラに銀を組み合わせて、銀の持つ殺菌力を利用。銀には害があるという噂もありますが、飲料水の中での基準値(100ppb)以下なら無害ですので安心を。


・繊維状活性炭
原材料は石炭・石油から作られる糸状プラスチック。
粒状活性炭が除去を苦手とする有機物も、この繊維状活性炭で除去できることから、2つの活性炭を組み合わせてあげることによってほぼ全ての有機物の除去が可能です。


・中空糸膜
ウイルス・赤さび・細菌などを除去。


・RO膜(逆浸透膜)
純水(ピュアウォーター)を作れるろ材。トリハロメタン・塩素・赤さび・放射線物質などの不純物をろ過できますが、ミネラルも取り除いてしまうというデメリットも。アメリカの家庭の8割以上がRO膜の浄水器を使っているのだとか。


・ハイドロキシアパタイト
歯磨きのCMで聞いたことがあるような名前ですね。鉛プラスイオンをカルシウムプラスイオンへ変えてくれる働きがあるため、鉛の除去に使われます。


・イオン交換樹脂
カチオンイオン交換樹脂は、重金属プラスイオンを吸着し、無害なプラスイオンへ交換します。水道水に含まれる鉛の除去に使用されます。一方、アニオンイオン交換樹脂はマイナスイオン除去に使用されます。


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